楽天経済圏でシンプルに運用する考え方

ポイントを利用してお金を働かせる

ポイントを貯めたり、使ったりすることにより、日々の節約を楽しんでおられる方も多いと思います。

0.5%とか1%程度のポイントにこだわるよりも、お給料をしっかり稼ぎ、節約して貯蓄することに集中した方がずっと得策ではないか…確かにそういう考え方もあるでしょう。

しかし、お金に働いてもらう世界では、1%といえども無駄にはできません。確実かつ手軽に1%で運用できるのであれば、ポイントを利用しない手はないと思いませんか?

入り口はクレジットカードとスマホ決済

ポイント利用の入り口としては、まず還元率の高いクレジットカードとスマホ決済の組み合わせでしょう。

管理人が最初にポイントの世界に足を踏み入れたのも、dカードgoldの会員になったこととApple Payを使うようになったことがきっかけでした。

dカードgoldは、①NTTドコモの携帯料金の10%分がポイント還元されること、②スマホの補償がつくこと、の2点が大きなメリットで、ドコモユーザーにとっては年会費10,800円を払ってでもお得なカードです。

これをApplePayに設定しておけば、お買物の支払いは電子マネー(iD)で行い、資金の決済はdカードによる後払いということになり、キャッシュレス生活がすぐスタートできます。

管理人も、こうしてスマホ決済によるキャッシュレスが当たり前の生活になり、dポイントもその分だけ貯まるようになりました。

楽天経済圏の強み

ただ、dカードgoldの還元率は原則1%です(スマホ通信料は除く)。他のカードも1%という還元率がすっかり多くなりましたが、お金を働かせるためには、少しでも高い還元率を求めたくなるものですね。

そこで、いよいよ楽天経済圏(エコシステム)の出番です。

楽天経済圏の強みは、楽天カード、楽天証券、楽天銀行という金融ファシリティーを確立していることではないでしょうか。

使い始めたばかりの頃は、送られてくるメルマガの量が半端ないので、かなり戸惑います。それさえ慣れてくれば、楽天スーパーポイントの貯まり方は圧倒的に早く、楽天証券、楽天銀行、楽天市場との連携でお金を働かせるシンプルな仕組みが出来上がるので、とても使い勝手がいいです。

楽天経済圏でシンプルにお金に働いてもらう方法

楽天スーパーポイントは2種類

まず最初に押さえておきたいのは、楽天スーパーポイントには、通常ポイント期間限定ポイントの2種類があるということです。

通常ポイントは、有効期限は1年間ですが、ポイントを獲得する都度、自動的に延長されるので、有効期限を意識する必要はほとんどありません。

これに対して、期間限定ポイントはキャンペーンへのエントリーにより獲得できるのですが、キャンペーンによって期限のルールが異なります。有効期間が僅か1ヶ月というものも多く、管理には注意が必要です。

何れにしても、ポイントで支払いをした場合であっても、その分にもポイントが付くので、お金に働いてもらう仕組みとしてはとても効率がよいと言えるでしょう(割引クーポンによる値引き分にはポイントはつかないので要注意)。

 

楽天経済圏では投信積み立てをカードで支払えばお金が働いてくれる

楽天経済圏でお金に働いてもらうためには、楽天証券で投資信託を積み立てて、それを楽天カードで支払う、という方法があります。

この楽天カードでの支払いは2018年10月から可能になりましたが、すでに多くの投資家が利用されている方法です。

この方法は、楽天スーパーポイント(通常ポイント)がカード利用100円につき1ポイント付与されますから、投信の利回りが事実上1%確定すると考えれば、お得感をイメージしやすいと思います。

楽天カードによる投信積み立ての上限額は1ヶ月50,000円までです。

もし上限いっぱいまで積み立てを行うと、楽天スーパーポイント(通常ポイント)は月に500ポイント、年間で6,000ポイントが貯まる計算になります。

 

通常ポイントは再投資できる

投信積み立てで獲得した通常ポイントについては、投信積み立て以外で獲得した通常ポイントと合わせて、特に急いで使用する予定がない場合は、再び投信の購入に充ててはどうでしょうか。

この方法のメリットは次の2点です。

  • 再投資により複利の力を活用できる仕組みができること。
  • 1円単位でポイントを無駄なく使えること。

 

意外と頭を悩ませるのが期間限定ポイントの使い途

一方、楽天スーパーポイントのうち、期間限定ポイントも、いろいろなキャンペーンにエントリーしていると、毎月けっこう貯まります。

期間限定ポイントなので、ちょうどいいタイミングで買いたいものがあればよいのですが、買いたいものがなければ、ちょっと困った事態になります。

ポイントの期限が迫っていたために、不要不急の買い物でポイントを無理して使った、という経験はありませんか?

この期間限定ポイントは残念ながら投信の購入にも使えないため、その使い途には意外と頭を悩ませることになります。

 

楽天ふるさと納税で利用する手があった!

結論から言えば、期間限定ポイントは、楽天市場の「楽天ふるさと納税サイト」で使用するというお得な手があります!

楽天カードで支払えばまたポイントが付きますし、「毎月5と0の付く日 楽天カードのご利用でポイント5倍」キャンペーンを利用すれば、期間限定ポイントもその分だけ多く獲得できるため、一段とお得になります(もちろん他にも利用可能なキャンペーンがあれば、全てエントリーします)。

管理人は、毎月15日頃に前月分の期間限定ポイントがまとめて付与されるので、上記キャンペーンにエントリーした上で、獲得した期間限定ポイントを全て利用してふるさと納税を申し込むことにしています。

1〜2ヶ月に1回はふるさと納税を申し込んでいるのですが、平均すると納税額の12割程度は期間限定ポイントで支払っている計算になります。

最もお得だったケースでは、1万円のふるさと納税に対し、約5000ポイントの期間限定ポイントを利用したこともありました。

忘れてはいけないのは楽天銀行の特典利用

楽天スーパーポイントにばかり気を取られていると、楽天経済圏で見落としてしまいそうになるのが、楽天銀行の利用です。

楽天証券に口座を開設済みであれば、楽天銀行にも口座を開設して、セットで使った方がお得です。

その理由は、両社の口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定することにより、自動入出金(スイープ)機能を利用できるほか、楽天銀行の普通預金で年0.1%(税引後0.079%)の優遇金利が適用される特典を利用できるからです(2019年7月5日時点)。

投資向けの待機資金を入金していると、メガバンクなどよりもずっと高い利息が付きますので、少し得した気分を味わえますよ。

まとめ

  1. 楽天証券における投信積み立てを楽天カードで払えば、お金が働く仕組みができる。
  2. 楽天スーパーポイントの通常ポイントは、投信への再投資で複利効果を期待できる。
  3. 楽天スーパーポイントの期間限定ポイントは、ふるさと納税で利用することが可能。
  4. 楽天証券とセットで楽天銀行の特典も利用。
読んでくださって、ありがとうございました。

ともに経済的自由を手に入れられますように!

投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。
次の投稿 前の投稿