秋の夜長を楽しむ投資家向けの洋画3選
秋の夜長は、投資家なら、やっぱりマーケットとか相場をテーマにした映画が気になるところです。
でも、この類の映画はたくさんありそうで、純粋に市場を舞台にした映画となると意外に少ないような気がします。
そういう中で、とても印象に残っているものとしては、次の3つの洋画でしょうか。
第1位 大逆転
- 原題 Trading Places
- 1983年 米国
- 出演 ダン・エイクロイド、エディ・マーフィー
- 監督 ジョン・ランディス
米国フィラデルフィアの商品先物仲介会社を舞台にしたコメディです。
株式市場ではなく商品先物市場ですが、相場ものとして秀逸!
さらに、もし相場のことをあまり知らなくても、家族一緒に楽しめるところが、この映画の素晴らしさだと思います。
最後の逆転劇はとても痛快なので、何度見ても見飽きません。
第2位 マネーショート 華麗なる大逆転
- 原題 The Big Short
- 2015年 米国
- 出演 クリスチャン・ベール、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピット
- 監督 アダム・マッケイ
邦題だけでは、意味がわかりづらいのが、この映画。
原題を直訳すると「大きな空売り」なので、そちらの方が投資家にはピンとくるのですが。
原作は、「マネーボール」で有名なマイケル・ルイスの「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」。
住宅バブルに早くから気づき、バブル崩壊を予見して空売りで莫大な利益をあげた4人の物語です。
リーマンショックで揺れ動くウォールストリートの世界が実話に基づいて描かれているので、私は繰り返し何度も見ております。
ただし、専門的な用語がやたらと出てくるので、ちょっとわかりにくいかもしれません。
私が映画館で観た時、隣にいた奥さんは爆睡してました(笑)。
第3位 ウォール街
- 原題 Wall Street
- 1987年 米国
- 出演 チャーリー・シーン、マイケル・ダグラス
- 監督 オリバー・ストーン
ちょうど日本でもバブル経済の真っ只中に公開されたので、非常に印象に残っている映画です。
ウォールストリートと聞いただけで、世界経済の中心、というイメージが強烈でしたからねー。
そのウォール・ストリートを舞台に、若き証券マンの野望と熾烈な競争社会が描れた映画です。
続編の「ウォール・ストリート(原題 Wall Street : Money Never Sleeps)」へと話は続いているのですが、原題には続編らしいニュアンスがよく出てます。
この続編、2010年の映画なのですが、前編から23年が経っているにもかかわらず、時の流れをあまり感じさせないところが、俳優陣の凄さだと思います。
以上の3本のほかにも、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という洋画もありましたね。
また、「マネーショート」と同じ原作者の「マネーボール」という映画は、直接的には金融ものではないのですが、統計とか球団経営とかの視点は投資に相通じるものがあるなあ、と思える興味深い映画でした。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。