FIREみたいなリタイアが理想
すっかり有名になったFIREムーブメント
最近は、米国の30代、40代が早期退職を目指す「FIREムーブメント」のことがネット上でもよく取り上げられますね。
このFIREとは、“Financial Independence, Retire Early”。
すなわち、経済的自立(Financial Independence)と早期退職(Early Retire)の頭文字をつなげたワードです。
30代、40代でのリタイアというのは、私なんかの感覚ではかなり早いなあと思うので、そのとおり実現できればすごいなあと思ってしまいます。
ストレスだらけの仕事から離れ、自分らしい、自由な生活を求める若い人たちの動きが、共感を呼んで広がっているのでしょう。
Mr.Money Mustacheという米国のブログを見てみた
このFIREムーブメントの走りともいうべき人がPete Adeneyという方。
このPete AdeneyさんのWebサイトが“Mr.Money Mustache”というブログです。
検索するとすぐに出てきますが、実際に見てみると面白い記事がたくさん見つかります。
最近ではすっかり有名になった「4%ルール」もこのブログの人気記事になっています。
これは、リタイアするために年間支出予定額の25倍を貯える、というもの。
Pete Adeneyさんによると、年間支出の20〜30倍がretire numberだそうです。
その中でも、暗黙のうちに25倍が好ましい大きさだとか。
すなわち資産の1/25(=4%)の年間支出ならば、その運用(想定利回り4%)でまかなうことができるから、ということなのでしょう。
貯蓄と節約の2つがセット
このような米国のFIREたちに共通しているのは、貯蓄と節約。
若いうちから懸命に働き、節約しながら、せっせと貯める。
ある程度まとまった金額が貯まればリタイアして、シンプルな生活スタイルを維持しながら、投資で暮らしていく…。
そんな生き方を実践しているわけです。
特にこの生き方がいいな、と思うのは、貯蓄と節約が2つでセットになっていること。
節約だけであれば、生活は縮小するばかりになって、しんどいですからね…。
貯蓄を増やすために若いうちにしっかり稼ごう、という割り切りがFIREには感じられます。
米国のFIREみたいなリタイアが理想ですね!
さすがに50代ともなれば、FIREの世代でもありませんが、こうした生活スタイルは本当に羨ましいと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。