おつり投資と同じ発想の「500円玉貯金」
「500円玉貯金」と聞いたら、どのようなイメージが浮かびますか。
最近だと、「おつり投資」や「おつり貯金」がはやりだそうですが、これらも全て500円玉貯金と同じ発想ですよね。
あるいはポイント投資も、その流れと言えるかもしれません。
いずれにしても、ニッチで、お手軽だという点が最大の特徴。
これでひと財産というほどでもないのですが、気軽にちょっと貯金したい場合にはとても有効な方法だと思います。
「500円というちょうどいい金額で、目標も背伸びしない」というスタイルがいいですね。
それに、小さな成功体験を積み重ねる、という点でも理にかなっていると思うのですよ。
我が家では、もう30年近く前から500円玉貯金をやってます。
別に節約、倹約と肩肘はらず、気楽に楽しんでいるのが、長続きの秘訣かも。
最初のキッカケは貯金箱だった
最初に始めたキッカケは、貯金箱でした!
五百円玉だけを入れていくと10万円が貯まる、というアレです。
専用の貯金箱を初めて見たときに、とても面白がって、つい買ってきてしまったのが事の始まり。
まだ20代だったのですが、そこから夫婦ですっかりハマりました。
ゲーム感覚みたいな感じで500円玉を集めましたね。
おかげで、当時、大人気だった大型テレビを500円玉貯金だけで買うことができて大満足でした。
まずカタチ(貯金箱)から入るとは、まさにこんなことを言うのでしょうね。
その後も自然と習慣に
その後、我が家では500円玉貯金がすっかり習慣になりました。
習慣になると、貯金箱も500円玉専用ではなく、普通の貯金箱に。
500円玉が財布の中にあると、これを温存しようと意識してしまうんですよねえ。
500円玉を使わずに済んだら、貯金箱にチャリンと入れて、ニッコリ。
金額の小さな買い物をするときには、わざと千円札で支払って、500円玉のおつりをもらえるようにすることも、正直よくあります。
無理は全くしません。
習慣なので、無意識にそうしているだけです。
最近は貯まりにくくなった
この500円玉貯金、1年間でも結構貯まりますよね。
我が家では、その年のスキー旅行の費用に充てています。
こういう使い途であれば、貯金も楽しいもの。
ただ、最近は、この500円玉が貯まるペースがすっかり落ちてきました。
その理由は、キャッシュレス化!
現金を使う機会がなかなか無いので、おつり等で500円玉を手にすることがめっきり減ってしまったのです。
キャッシュレスの世界だと、ポイントという「数字」を貯めるだけ。
しかも還元率を考えると、500ポイントといえども、なかなか大変です。
それに引き換え、節約を「可視化」した500円玉貯金の威力は絶大だなあ、と改めて実感しているのですよ。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。