【JALどこかにマイル】2019年で最高の旅だった秋田・青森4日間(4)
にごり湯で有名な乳頭温泉郷
「JALどこかにマイル」で行く秋田・青森の旅も、いよいよ最終4日目。
この日に、まず目指したのは仙北市の乳頭温泉郷。
この温泉郷にある8軒のうちの1軒、最も古い「秘湯 鶴の湯」が目的地です。
今ではすっかり有名になってしまって、もう秘湯と言えるかどうかわかりませんけど。
トップの写真でおわかりのように、茅葺き屋根の本陣がお湯の手前に並んでいるのですが、かつてお殿様が入浴される時に警護の者が詰めていた建物だそうです。
にごり湯と聞くと、最近は入浴剤を思い出してしまうのですが、やっぱり本物を体験するのは何事にも代えがたい癒しの時間…。
ここでは白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と4種類の源泉が楽しめました。
本陣の軒下には、唐辛子や柿が干してありました。
こんなちょっとした風情にも、秘湯らしさを感じることができます。
刺巻湿原のミズバショウは一見の価値
角館へ向かう途中、たまたま見つけたのが、ミズバショウの群生地。
「刺巻ミズバショウまつり」という催しをやっていたので、ちょっと寄り道してみたのですが、その価値は十分ありましたよ。
刺巻湿原と呼ばれる場所に、ミズバショウの白い清楚な花が一面に広がっていました。
木立の間を、澄んだ水が流れ、凛とした雰囲気。
この辺りは車で走っていると、道路脇にときどきミズバショウを見かけていたのですが…
これだけの群生地ともなると、ちょっと感激します。
ミズバショウといえば、唱歌「夏の思い出」の尾瀬が思い浮かぶのですが、この刺巻湿原のことは知りませんでした。
ミズバショウの花言葉「美しい思い出」、そのままです!
角館で比内地鶏と桜まつりを楽しむ
旅の締めくくりは、角館の桜まつり!
武家屋敷界隈に到着して、早く花見に出かけたいところですが、その前にちょっと腹ごしらえ。
比内地鶏の親子丼をぜひ食してみたかったのですよ。
比内地鶏というのは、秋田県北部の比内地方で古くから飼われている比内鶏の食用種。
薩摩地鶏、名古屋コーチンと並んで、日本三大地鶏の1つなんだそうです。
その親子丼をゆっくり楽しめました。
武家屋敷の周辺はしだれ桜が中心でした。
たくさんの人出で、びっくりしました。
このエリアをひと回りしてから、桧木内川堤へ。
ここの川沿いに咲き誇る桜も、弘前とはまた違う趣き!
堤の両岸に、はるか彼方まで続く桜並木は、角館の桜としてテレビでも有名ですよね。
綺麗な景色にしばし見とれて過ごしました。
「JALどこかにマイル」を利用して、4日間で秋田と青森を走り尽くした旅でした!
ちょうど桜の季節に重なったとはいえ、まさか、こんなに見所がたくさんあるとは思いませんでした。
セミリタイア暮らしにとって、やっぱり旅の喜びは欠かせませんよね。
2019年を振り返って、最高の旅だと思った秋田・青森4日間。
また行ってみたくなる、そんな旅でした。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。