早期リタイアを実現するスタイルは十人十色
早期リタイアのスタイル
早期リタイアを実現するうえで、セミリタイアというライフスタイルはいいですね。
セミリタイアという言葉は、基本的に仕事は辞めてるからリタイア(retire)ですけど、少し働いて収入を得ているからセミ(semi)。
このセミリタイアを選択すれば、収入があるだけ早期リタイアのハードルが少し低くなるのでは、と感じています。
私の場合、一旦退職した後、常勤ではありませんが、ある仕事を委嘱されるという雇用形態。
自分なりに「セミ・リタイアという言葉にピッタリの暮らしだなあ」と満足しているんですよ。
いずれにしても、早期リタイアのブログを読んでいても、そのライフスタイルは十人十色。
FIREたちのように「稼ぐだけ稼いで、年間支出予定額の25倍くらい貯める」ことが早期リタイアの「基本形」ではありますが、当然ながらバリエーションもあります。
中には、「こんなスタイルで早期リタイアを実現しているんだ」という気付きも。
例えば、以下の3つについては、経済的自由を早く手に入れるうえで、1つのライフスタイルかもしれませんね。
一人暮らしの早期リタイア
やはり1人の身軽さというのは、早期リタイアに有利。
あの米国のFIREたちのように年間支出予定額の25倍の貯蓄をためるにしても、一人暮らしの方が達成スピードは早いはずです。
理由は次の2つ。
- 収入のうち貯蓄に回せる割合が圧倒的に高い
- 年間支出予定額が小さくて済む(=目標資産額がそれだけ低くなる)
この2つがダブルで効くのは大きいですよね。
共働きのうち一人だけ早期リタイア
例えば、妻は働き続けているけど、夫は早期リタイア。
あるいは、その逆の組み合わせも。
このスタイルのいいところは、働いている方の収入が入ってくる分だけ、生活費の心配が小さくなるということでしょうね。
リタイア前に蓄えなければならない金融資産も、それだけ少なくて済みます。
地方移住して早期リタイア
リタイア前に住んでいた都会の持ち家を売って、地方の格安の家に移住する方もおられますね。
この場合、都会の持ち家にそれなりの資産価値があれば、その分だけ貯えが増えます。
このスタイルは、住宅という固定資産を圧縮して、その分を金融資産に移し替えた、ということになるわけですね。
ただし、地方だからといって一概に住宅価格が割安ということでもないので、利便性と住宅価格のどちらをとるのか、という視点を持っておいた方が無難かも。
むすび
早期リタイアをめざすのは、経済的自由を手に入れるため。
FIREムーブメントも、RE(早期退職 Retire Early)だけでなく、やっぱりFI(経済的独立 Financial Independence)とセットになっているからこそ、多くの若者の心を捉えているのでしょう。
ただし、早期リタイアを実現するうえで、さまざまなライフスタイルがあるのも事実。
自分なりのスタイルを考え、築いていくのは、とても楽しいことだと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。