セミリタイアしても、やっぱりネット証券
ずっと利用している証券会社
投資に関しては、ずっとネット証券にお世話になっています。
メインは楽天証券。
サブはSBI証券。
優待を利用する目的でGMOクリック証券。
そして将来の米国株投資に備えてマネックス証券。
以前は、カブドットコム証券、松井証券にも口座を設け、使い勝手を試したりもしましたが。
結局、そんなに口座を作っても、実際に使う証券会社は限られてしまうのですよ。
ある時期に口座を整理することを思い立ち、先にあげた4証券会社に集約したというわけです。
ただし、全体でそれほど残高があるわけではないので、実質的には楽天とSBIの2口座に半分ずつというイメージで運用してます。
メインが楽天と言っているのは、単にNISA口座があるのと、楽天カードの積立ができるからですけどね。
かつては総合証券しかなかった
証券会社には、店舗を構えて対面で取引をする総合証券と、店舗を持たないインターネット取引専業のネット証券の2種類があるのはご存知だと思います。
総合証券は、顧客一人ひとりに担当者がつきます。
その担当者を通して、窓口や電話で注文を出したり、アドバイスをもらったりします。
人手を介する分だけ手数料は高くなりますし、口座管理料さえかかることがあります。
一方のネット証券は、今や個人投資家にとってなくてはならない存在になりました。
PCやスマホからネット注文を出すだけで、簡単に取引ができます。
さらに人手がかからない分、手数料も安いのが大きなメリット。
総合証券のだいたい十分の一くらいで済みますよね。
バブル経済の真っ只中だった頃は、まだネット証券が登場する前。
私も、総合証券の担当者に電話で取引注文を出したりしていました。
手数料が高かったので、株価が少しくらい上昇しても、収支がなかなかトントンにならなかったものです。
久しぶりに総合証券に口座をつくったけど
先日、バブル以来、久しぶりに総合証券の店舗を訪れました。
IPOのために総合証券にも口座をつくった方がいいかなと思って。
昔の総合証券とは店舗のイメージも全然違いますね。
パーテーションで仕切られたブースの中で、担当者と静かにお話する感じ。
来店されるお客さんは、いかにも年輩の富裕層とおぼしき方々。
私なんぞ、ちょっと場違いだったかな、と思ってしまいました。
ネット証券の方が自分には合ってる
訪れた店で、担当の方に「そのうちIPOでもあればよろしく」と挨拶したら、軽く流されてしまいました。
私のような一見さんでは、あんまり相手にしてくれないのかな。
それなのに、時々、その担当者からセールスの電話がかかってくるようになりました。
セールスといっても、IPOではなく、仕組債の募集ばかり。
仕組債には興味がないとはっきり断ったにもかかわらず、また電話がかかってきます。
セールストークも「当店だけ特別に割り当てがありましたのでご連絡しました」とか、「最低限300万円の小口でも応募できるようになりました」などなど。
いや、要らないって言ったじゃない…。
なんだか、テレビショッピングの口上を聞かされているような気分になります。
こうやって、「応募しなければ損」という気にさせるんだろうなあ。
この点、ネット証券は気楽。
自分の好きな時に株価をチェックし、売買したい時に注文を出すだけ、ですから。
そんなネット証券に慣れてしまうと、総合証券のセールスはかえって負担に感じてしまうものなのでしょうねえ。
セミリタイアした後も、やっぱりネット証券が自分には合っているなあ、と実感したできごとでした。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。