資産形成に「習慣」なんて気にしなくてもいいと思う
世の中に溢れる「金持ちになるための習慣」
ネットや書籍でよく見かけるタイトルに、「金持ちになるための○○の習慣」という類があります。
○○の中には、いくつという数字が入るパターンですね。
正直言って、私はこの手の記事や本はほとんど読みません。
著者が自身の体験を本当に伝えているのであれば、まだ読む価値があるかもしれませんが、単なる受け売りなのであればコピペと一緒ですし。
資産形成の基本は3つしかない
資産形成の基本は、皆さんもご存知のとおり、3つしかありません。
- 稼ぐ(働く)
- 節約する(質素な暮らし)
- 投資する(増やす)
そのどれに力点をおくかによって、人それぞれバリエーションはあるでしょうけど。
いずれにしても、物事をわざわざ複雑に考える必要もないわけで、シンプルに考えた方がずっと楽。
だから、この3つの基本さえおさえておけば、あとは「習慣」なんてあまり気にしなくてもいい、と思うのです。
それは本当に資産を増やすために必要なのか
ちなみに、世の中に溢れている「金持ちになるための○○の習慣」の類。
検索で、「金持ち」、「習慣」とキーワードを入力すると、本当に凄いですよ。
まとめサイトみたいなものもやたら多いし。
しかも、その類の「習慣」をよく見てみると、「それって、資産を増やすこととどんな関係があるの?」と疑問に思うことが少なくありません。
例えば、「今すぐできることは後回しにしない」、「感謝の気持ちをなるべく表す」というレベルの話を、上から目線で書かれてもねえ。
精神論というか、まるで「新入社員研修の訓話」を聞かされているようで…。
つい「あなたにその程度のことを教えてもらわなくてもいいんだけど」とため息まじりに言い返したくなるのですよ。
結局、「それは本当に資産を増やすために必要なことなのか」と懐疑的にみていくことが大切なのでしょうね。
むすび
金持ちになりたいのであれば、よくわからない「習慣」に振り回されるよりも、米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏の自伝を読む方がはるかに有益だと思います。
以前、経済評論家としても有名な投資家の方に「投資の勉強のためには、どういったものを読めばいいでしょうか」とお聞きしたことがあります。
その方は「歴史もの、とりわけ戦記が役に立ちますよ」と教えてくださいました。
近頃は、コピペのような記事やドヤ顔で書かれたまとめ記事が溢れる世の中です。
意味のない精神論を読んでストレスをためる必要もないかと。
ご自身の信念で、シンプルに、資産形成をするのが何よりだと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。