銀行、証券の選択を一から見直す時代がくるのだろうか
ついに銀行口座も有料化の時代
今朝の日経一面に、「不稼働口座に手数料ー三菱UFJ銀行、年1200円」と大きな見出し。
不稼働口座とはいえ、月100円…。
「いよいよ」というか、「ついに」というか。
銀行もこれまでのような預貸利ザヤ中心のビジネスモデルを、根本から転換せざるを得ない時代がやってきましたね。
金利も、マイナス金利。
決済システムも、フィンテックが台頭。
そんな世の中だと、銀行だけ10年1日のごとき昔ながらの商売を続けているわけにもいかないのでしょうけど。
これまでは恵まれていた預金者
まあ、よくよく考えてみれば、これまで私たちは、銀行口座をつくる時は預金するだけ。
何もコストを払わなくてよかったんですよね。
銀行の預金通帳という証書作成コストも、
その収入印紙代も、
キャッシュカードを作って自宅まで郵送する費用も、
さらには銀行の膨大なネットワークシステムの費用も、
一切負担しなくてよかったのですから。
別に銀行の肩を持つつもりはないけど、受益者負担という意味では、これまでの預金者は、途方もなく恵まれていたのかもしれません。
この1、2年で銀行や証券が劇的に変わっていくのかも
最近の金融業界の動きを見ていると、なんだか急に慌ただしくなってきました。
メガバンクでは、この三菱UFJ銀行の話のほかに、みずほ銀行が「みずほマイレージクラブ」の利用条件を改悪して、会員から不満が噴出してるようだし…。
一方、証券会社は、米国に端を発した手数料無料化の流れが、徐々に日本にも押し寄せてきているようで、取引手数料の競争が一段と激化してきました。
なんだか、これからの1、2年で、銀行や証券が劇的に変わっていくような気がします。
となると、これまでのように漫然と銀行や証券を選んでいてはいけないのかも。
セミリタイア暮らしの資産管理に当たって、どの銀行・証券と取引するのがベターなのか…
「また、一から考え直さなければいけない時代がやってくるの?」と思うと、ちょっぴり気が重くなるのですよ。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。