セミリタイア世代にとって一般NISAは大事

今年の配当シーズンもそろそろ終了

そろそろ3月決算企業の中間配当も振り込みがほぼ完了しますね。

セミリタイア暮らしを続ける中で、配当が振り込まれるのはやっぱり嬉しいもの。

 

配当利回り4%以上を基準とした配当株投資…。

このスタイルに徐々にシフトしてよかったと、つくづく思っています。

キャピタルゲイン(売買益)は、以前に比べると、かなり少なくなりました。

そもそも、売買の回数自体が、とても少なくなりましたから。

 

それでも、安定的に満足できる収益があがっているので、この投資スタイルは自分に向いているんだなあ、と改めて実感してます。

 

向こう1年間の投資プランを考える

今ちょうど、2020年の投資をどうしようか、と考えはじめているところです。

といっても、もともと中長期の配当株投資。

目新しいことなど、そんなにないのですけど。

 

配当を増やす方法は2つ。

時間を分散して少しずつ投資元本を増やすこと。

そして、配当利回りを少しでも高くすること。

 

この2つを実現するために、NISA口座を活用しています。

私の場合は、積み立てNISAでなく、一般NISA

配当利回りの高い銘柄で、適度に銘柄分散をしながら…といろいろ考えているところです。

もちろん株主優待の有無もいちおうチェックしますし。

 

配当の手取り額を増やすことができる非課税口座は、配当投資にぴったりですね。

 

NISAの仕組みを安定持続させてほしい

ところで、2014年に発足した、このNISAという仕組み。

当初は年間100万円、その後年間120万円までの5年間の少額投資非課税制度として、華々しくスタートしました。

2018年からスタートした積み立てNISAと区別するために、現在は一般NISAと呼ばれていますが。

 

最近、この一般NISAの雲行きが怪しくなってきています。

最初の頃は、恒久化されるだろうと信じていたのですが、残念ながら恒久化は見送られてしまいました。

積み立てNISAが登場してからは、政府はどうもそちらの方にシフトさせたいようで…。

公的年金の減少に備えて、自助努力を促したい肚が見え透いてますけど。

 

でも、積み立てNISAって、どちらかと言えば20〜40代を念頭に置いた仕組みじゃないですか?

50代の私たちに「20年間積み立てた方がいい」と言われても、全然説得力ないです。

 

もし本気で国民の自立的な資産形成を促したいのであれば、せめて仕組みをたびたび変更するのだけはやめてほしいものです。

だって、長期で資産形成を考える時に、この先どうなるのかわからない、というのが一番困りますから。

 

2018年末時点で、一般NISA口座685万口座、積み立てNISA口座53万口座だそうです。

株式配当を非課税にできるのは、一般NISAだけ。

「配当で自分年金をどのように作っていくか」と頭を悩ませるセミリタイア世代にとって、一般NISAは大事、です。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

ともに経済的自由を手に入れられますように。

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