【ニセコ】外国人スキー客を見ていて感じた3年前との違い

3年前との違い

50代ともなると、4日間フルでニセコの広大なゲレンデを滑り続けるのは、さすがに体力的にしんどいものがあります。

朝から夕方まで滑った後は、温泉に浸かり、食事をするほかは、ひたすら休養。

そんな4日間を振り返って、非常に強く印象に残ったことがあります。

それは、3年前に来た時と比べて、中国からのツアー客が目立って増えていること。

実際、ホテル、レストラン、ゲレンデのどこにいても、中国の人が凄まじく多くなったという印象なのですよ。

とても3年前の比ではありません。

 

ニセコ町の統計で調べてみた

3年前も、今回も、オーストラリアからのスキーヤー、ボーダーは多いです。

そこは変わりないのですが…。

 

ちなみにニセコ町の外国人観光客入込状況という統計をみつけて、電卓を叩いてみました。

昨シーズン(12月〜3月)の数字ですが、外国人宿泊客数の国別シェアはこんな感じ。

  1. オーストラリア24%
  2. 中国18%
  3. 香港15%
  4. シンガポール8%
  5. 台湾6%

 

でも、3年前のシェアと比較してみると、オーストラリアがほぼ横ばい(23%→24%)であるのに対して、中国は約1.5倍(12%→18%)と大きく伸ばしています。

しかも、これを宿泊客延べ数でみると、やはり中国がオーストラリアを逆転しているみたいです。

 

バランスよく増えてほしい

このような流れは、足元、一段と強まっているような気がしました。

2022年に北京で冬季オリンピックを開催予定だからでしょうか。

五輪マークのベストを被った関係者みたいな人たちも見かけました。

国をあげて、ウインタースポーツを奨励しているんでしょうね。

 

中国からのツアー客の皆さんは、ホテルやレストランでも何となくわかります。

仲間内の会話の声がとても大きくて、とにかく目立つ行動をされますからね。

今回、ビックリするような光景を何度か目撃したのも事実ですし。

先日の記事に書いたとおり、スキー場の公用語は今のところ英語ですけど、これが中国語に変わる日もそう遠くないのではないか、という気がしました。

 

これは、どの観光地にも当てはまることなのかもしれませんが、やはり外国人観光客は特定の国に偏りすぎず、バランスよく増えていく方がベターだと思います。

日本人が近寄れないニセコには、なってほしくないですしね。

せっかくのセミリタイア生活なので、北海道スキーをこれからも細く長く楽しみたいと思います。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

ともに経済的自由を手に入れられますように。

次の投稿 前の投稿