「節税目的の損出し」をしなくてもいいと思った理由

「節税目的の損出し」とは

年の瀬もかなり押し迫ってきました。

2019年7月16日から、株式の受け渡しが1日短縮されて3日目決済になったので、2019年中の受け渡しとなる株式の実質最終売買日は12月26日(木)です。

毎年、この時期になると、節税目的で損出しをするかどうか、を考えておりました。

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節税目的の損出しとは、含み損を抱えている銘柄を売って、損を一旦確定させることにより、利益と損失を相殺させ、税金をその分だけ節約すること。

別に損出しをしても、その銘柄をそれほど間をおかずに買い戻せば、取得平均単価が下がるだけで、保有していることに変わりはないですからね。

 

ただ、一般的に「節税クロス」と言われているような、「損切り」と「買い戻し」を同時に行う取引は、やったことがありません。

「損出し」の売りと買い戻しの間には少し時間をおく、というのがマイルール。

「節税損出し」の効果

この「節税損出し」の効果として、一般的に期待されているのは2点です。

 

1点目は、文字どおり節税。

利益と損失の両方がある場合には、利益の圧縮により節税効果が期待できます。

これは、いずれ株価が回復した時点で利益を確定させれば、その利益に譲渡益税がかかるわけですから、結局は一時的な効果に過ぎませんが。

 

2点目は、心理的な効果。

含み損が膨らむと、投資家心理として、大きなストレスになります。

もし、「損出し」をすれば、まさにリセット効果。

気持ちの上では、確かに楽になります。

さらに、株価が回復をしていくと、①損出しをしていた場合は「含み益の拡大」、②損出しをしていない場合は「含み損の縮小」。

同じ株価の回復であっても、投資家の心理的な受け止め方には、かなり違いが出てきますよね。

しなくてもいいと思った理由

実は、配当狙いの中長期投資という投資スタンスが固まってからは、この「節税損出し」にモヤモヤと疑問を感じておりました。

そのモヤモヤとは、次の3つです。

  1. 節税効果といっても、税金が一時的に先送りされるだけで、大して意味があるとも思えない。
  2. 「損出し」をするタイミングが、往々にして株価の大底圏だったような気がする。
  3. 「損出し」で気持ちが一時的に楽になったとしても、損失確定であることに変わりはない。

はたして「節税損出し」にどれほどの意味があるのだろうか…

そういう思いが強くなってきたので、「節税損出し」は見送ることにしました。

これまでの投資経験を踏まえて判断したら、かえってスッキリ。

何事もシンプルが一番いいような気がします。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

ともに経済的自由を手に入れられますように。

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