余計なものはなるべく持たない
とらわれない暮らしは楽
セミリタイアの目的は、やっぱり「自由」を手に入れること。
仕事の重圧からも、職場の人間関係からも、解放されること。
夜の飲み会も、気を遣わなくていい。
部下のマネージメントも、しなくていい。
予定どおりに休みをとれるかどうか、気を揉まなくてもいい。
通勤電車に遅れが出ていないかどうか、心配しなくてもいい。
囚われない暮らしは、はっきり言って楽です。
モノからも自由になりたい
そういう意味では、日々の暮らしぶりだけでなく、モノにとらわれることも、できれば避けた方が楽ですよね。
モノを減らす絶好の機会が、引越しです。
荷造りで一番大変なのが、不要なモノを選別して捨てる作業ですから。
私も、若かった頃、転勤で8回ぐらい引越しを経験したでしょうか。
そのおかげで、モノが増えなくて、本当に助かりました。
引越しをしなくてよい歳になって、ずいぶん経ちます。
その間に、家の中のモノが少しずつ増え、それがだんだん苦痛に感じられるようになってきました。
流行りのミニマリスト的な生活はとても出来そうにありませんが、せめて断捨離ぐらいはしなければいけないのでしょうねえ。
読まなくなった本。
着なくなった衣類。
さてさて…どこから手をつけようかというのが今の正直な気持ち。
不動産なら、なおさらのこと
モノはモノでも、不動産ともなれば尚更です。
以前の記事にも書きましたが、セミリタイア前は都心だけでなく、地方にも自宅を所有していました。
都心に住み続けると決めた後、地方の方は売却するか、貸すか、ちょっと決めあぐねたのですが、最終的には売却することにしました。
というのも、所有しているだけで、時々、部屋の空気を入れ替えたり、庭に除草剤をまいたり、隣近所にご挨拶にうかがったり…と、なかなか大変。
もちろん、毎年の固定資産税もしっかりかかりますし(税金は都心の自宅よりも払っていましたよ)。
そんなこともあって、無事に売却できた時は、正直、ホッとしました。
身軽になりたい一心で、売却価格なんて少々損しても構わないというスタンスでしたから。
資産価値がある不動産ならともかく、それほど資産価値があるとは思えない不動産に縛られていくのは、さすがにちょっと考えてしまいましたよ。
不動産は、終の住処と考えている都心の住まい1軒だけで、もう十分って感じです。
余計なものはなるべく持たない
モノを捨てると、すっきりした気分になるから不思議です。
やっぱり、住んでいる空間にモノが溢れだしてくると、何がしかのストレスになっているのでしょうか。
物事に囚われたくないと思って、せっかくセミリタイアしたのですから、これからも余計なものはなるべく持たないようにしたいですね。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。