年末商戦の賑わいを見ながら、投資のことをちょっと考える
年末商戦たけなわ
この週末は、多摩川を越えて、川崎までドライブ。
川崎駅前のラゾーナ川崎に行ってきました。
家族で買い物だったのですが、予想どおりとはいえ、いやー、大変な賑わい。
普段も、ときどきこのモールを利用するのですが。
さすがに年末商戦。
官民のボーナスがちょうど出た時期だし…
あと10日ほどで、クリスマスだし…
今週と来週の週末は、おそらく一年で人出がピークとなる時期なんでしょうね。
オープンしたApple川崎にも行ってきた
ちょうどこの14日は、Appleの国内10店舗目の直営店であるApple川崎が、ラゾーナ川崎プラザ(2階)にオープンしたということで、少しだけのぞいてきました。
10時の開店イベントには、1600人もの人が並んだそうです。
もちろん私なんぞ、とても並ぶ元気はございません。
お昼過ぎの少し遅い時間に、人混みをかき分けながら、店内を歩いてまいりました。
実は、米国に行っても、オーストラリアに行っても、ついついApple Storeに立ち寄ってしまう人間なのです(どこの国も、扱っている商品は同じですが)。
やっぱり「川崎市ぐらいの街に、Apple Storeができて、ちょっと嬉しいなあ」というのが正直な気持ち。
よくよく考えてみれば、これまでは東京(5店)、大阪、名古屋、京都、福岡…
横浜にさえなかったんですよ。
世の中の景気はどうなんだろう
ところで、買い物に出かけて、大変な人混みをみながら、実際のところ景気はどうなんだろうと思ってました。
先日発表された日銀の12月短観では、大企業製造業のDIがゼロまで落ちていました。
これは、アベノミクスがはじまってからの好景気の終焉を意味しています。
マイナス金利政策の効果も、円安の効果も、ほぼ出尽くたのでしょう。
ちなみに、オリンピック開催準備による景気浮揚効果が一巡し、景気が下降しはじめるのは、一般的にオリンピック開催の1〜2年前とも言われています。
そういう中で、米中貿易摩擦の影響が出ているわけですから、どちらかと言えば「好景気」というよりも「不景気」というのが実体に近いのかもしれません。
このところの株価上昇
しかし、実体経済よりも一歩先を行っているはずの株価は、このところ上昇していますよね。
先週(13日)の日経平均は、600円近い大幅上昇となりました。
その背景には、英国総選挙で保守党が圧勝し、合意なきブレグジットへの懸念がほぼ解消されたことへの安心感。
それから、米中貿易交渉が一定の合意に達し、対中制裁関税の発動が見送られたことへの、市場の歓迎ムード。
この2つが指摘されてます。
もし本当に、先行きへの不透明感が払拭されるのであれば、本格的に「リスクオン」の市場環境となって、景気も好転するはずですが、さてさてどうなるでしょうか。
まだ、市場も手放しで楽観できるところまでは、いってないでしょうしねー。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。