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「宵越しの銭は持たない」という台詞があったけど
私は江戸っ子ではありませんが、昔は「宵越しの銭は持たない」というのが江戸の職人の金ばなれのよさを表す言葉でした。
その日稼いだお金は、その日のうちに使うというのですから、まあ「その日暮らし」の典型と言えなくもない。
少なくとも、そんなことをしていては、早期リタイアなんてできそうにはありませんけど。
それとも、毎日、短期バイトで食いつなぐのなら、今どきのセミリタイアかも?
何れにしても、最近ではあまり耳にすることもなくなった台詞ですね。
私の場合、宵越しの「小銭」は持たない
キャッシュレスでの暮らしに慣れてくると、お財布をもつ必要性がだんだん薄れてきます。
スマホでほとんどの支払いが済んでしまいますからね。
そこで私が実践しているのは、宵越しの「小銭」は持たない。
どういうことかと言うと、たまに現金でしか払えない時がありますよね。
例えば、病院とか。
そんな時は、必ずお札で支払うようにしています。
そう、千円札などの紙幣。
すると殆どの場合、お釣りを受け取るわけですが、お釣りで受け取った小銭については、自分の財布には入れずに、奥さんに渡してしまうのです。
だから、翌日まで小銭を持ち越すことはない、というわけ。
私が小銭を使うことは完全に無くなりました。
使ったつもりで節約
この方法は、一見すると、コインを私が持つか、奥さんが持つか、という違いでしかないように見えますが…
私なりに、これって意外といい節約方法だなあと思っているのですよ。
その理由は3つ。
- もし、釣り銭に500円玉が含まれていれば、奥さんは必ず500円玉貯金をするので、そういう意味で確実に節約につながること。
- ただし、500円玉以外の小銭は日常の生活費に回しても構わないので、節約といってもそれほど堅苦しくないこと。
- 一方、私にとっては財布の中の現金が使った以上に減っていくので、無意識のうちに財布の紐を締める効果があること。
ある意味、お釣り投資アプリのトラノコみたいなもの。
「使ったつもり」で、なかなか節約になりますよ。
読んでくださって、ありがとうございました。
ともに経済的自由を手に入れられますように。